

症例情報
主訴
違和感がある・沁みる
年齢・性別
31歳・男性
治療方法
VPT:歯髄温存療法
診療前の注意点
歯髄が死んでいることもある
診断名
可逆性歯髄炎
治療期間・回数
1か月・3回
費用
VPT:¥36,300+DB :¥30,250
備考
治療詳細
歯髄温存療法:Vital Pulp Therapy
カタつき、接着界面の隙間から虫歯により外れかかった
CR充填が嵌っていた。

歯科用顕微鏡で口腔内観察を行い、CR充填のかたつき
2次齲蝕 虫歯の存在を説明
レントゲン像にて、ピンクの矢印に示された白い不透過像が浮いたCR
青い点線の部分が歯髄で、近接したCRが確認される。

コンサルテーションの結果、既に壊死している可能性もあるが隔壁作成後、
バイタルパルプセラピー(VPT)を行うこととなった。
上部歯髄は既に感染しており、イソギンチャクのように歯髄線維がバラついていた。
その部分をEr:YAGレーザーにて蒸散し、助けられる歯髄を保存し
MTAセメントで保護した。
デンタルX線で確認すると、ダイレクトボンディング(DB)部分の境目の適合は良好。
歯髄直上にMTAセメント(赤い点線で囲まれた部分)が確認できる。
4時間で硬化するため、後日 接着修復を行った。

1年後のメインテナンス中のパノラマX線写真
歯髄に達するMTAセメントが確認できるが、
歯根膜腔の連続性を確認し、壊死後に現れる歯根膜腔の拡大が見られない。

術後4年経過のパノラマX線写真
黄色の矢印の部分に歯根膜腔の連続性が確認できる

術前に見られた歯根膜の連続性が、術後も確認できる。
隣接する歯の歯髄よりも深い部分にまでMTAセメントが確認できる

メインテナンスにて経過を確認することが重要です!