入れ歯(義歯)

入れ歯(義歯)の
選択をサポート

入れ歯(義歯)

歯を失った際に多くの患者様が選択する治療法です。
現在さまざまなタイプが開発されていることから、素材や形状の種類が豊富で迷ってしまうこともあるかもしれません。
そこで当院では患者様のお悩みやライフスタイルを丁寧にヒアリングしたうえで、適切な入れ歯をご提案することが可能です。

噛めない入れ歯・
外れる入れ歯とは

「歯を失ってしまった以上、痛くてうまく咬めない入れ歯を使うしかない」
と、入れ歯でおいしく食事を摂ることをあきらめてはいませんか?
実は、ひとつひとつの原因に向き合い対処することで、患者様のお口に合う入れ歯の製作が可能です。入れ歯でお悩みであればぜひ1度ご相談にいらしてください。

入れ歯の不具合を感じたら

Point.01入れ歯の調整を試す
入れ歯は一度作ったら終わりではなく、使用しながら歯科医院での調整を継続していきます。特に、新しい入れ歯がはじめからピタッと合うことは少ないため、実際に使ってみて感じた不具合をその都度解消しながらお口になじませていくことが大切です。
また、しばらく調子がよかった入れ歯でも、突然外れやすくなったり、痛みや違和感を覚えたりすることがあります。歯ぐきや粘膜の形が変わったり、入れ歯がすり減って咬み合わせが悪くなったりすることが主な原因です。
少し面倒に感じるかもしれませんが、歯科医院で入れ歯の調整や修理を重ねることで、入れ歯の不具合はある程度改善することができます。
Point.02自費も含めた入れ歯選び
現在は入れ歯も多種多様になり、患者様それぞれのニーズに合わせたものをご提供できるようになってきました。
コストを抑えることを考え、保険適用の入れ歯を選ばれる方もいらっしゃいます。保険適用の入れ歯のの材料となるプラスチックは軽くて扱いやすい半面、割れにくくするためにはある程度の厚みが必要となります。この厚みが、入れ歯の不快感や違和感の原因になってしまうことがあるのです。
一方、自費診療の入れ歯は材料や作り方を自由に選べるため、ご自身のお口にぴったり合うオーダーメイドの入れ歯を作れます。改めて、自費による入れ歯もぜひ検討してみてください。

保険と自費の
入れ歯の違いは?

上記のように保険の入れ歯自費の入れ歯では異なる特性を持っています。それぞれの入れ歯の特性から比較し、「なにを重要視するか」「どんな問題を解決したいか」を考えていきましょう。

  • 保険の入れ歯

    咬み心地

    変形・たわみによって歯ぐきを傷つけて痛みが生じることがあり、違和感を覚えやすいです。

    素材

    医療用プラスチック素材のみ。保険の入れ歯が広く流通しているため修復がしやすいのが特徴です。

    治療費

    比較的安価に、歯を削らずに歯を失った箇所を補うことができます。

  • 自費の入れ歯

    咬み心地

    選択肢が豊富で、装着時の違和感が少ない素材を選べます。薄く作れる素材であれば接着性も高いです。

    素材

    温度を伝えやすい金属、留め具なしでも装着しやすい磁石やシリコンなどの素材を使用できます。

    治療費

    保険治療よりも高額になります。

お悩み別の入れ歯の選択を

保険でできること、自費でできることを説明していき、患者様にどんなお悩みを解決したいかを改めてヒアリングしたします。
入れ歯に関するご要望として、「金属のバネが見えるのは嫌だ」、「安定感があり外れにくいものがよい」といった声をよくいただきます。ヒアリングは、患者様が抱えているお口のトラブルや、入れ歯への疑問・不安などを解消するための機会です。ご来院時にどうぞお気軽にお声がけください。

コバルトクロム床

コバルトクロム床は、自費診療(保険適用外)の入れ歯の代表的なものです。コバルトクロムには義歯素材としての長い歴史があるため安心して使えます。
耐久性と快適性に優れていて、金属床の中では比較的安価で製作できます。薄く作れるため違和感が少なく、味や温度がわかりやすいことが特徴です。

Merit

  • 耐久性に優れており、薄く加工できます
  • 適度に熱を伝えるため、食べ物や飲み物の温かさ・冷たさが感じられます

Demerit

  • 自費診療になるため、保険診療に比べ費用がかかります
  • 場合によっては金属アレルギーを引き起こすことがあります

チタン床

チタン床は、チタン素材で土台(床)を作るタイプの入れ歯です。チタンは金属アレルギーがほとんどない生体親和性金属(体とのなじみがよい金属)の代表であるため、安心して長く使えます。とても薄く作れるので違和感を感じにくく、味や温度がわかりやすいことが特徴です。

Merit

  • 金属イオンの溶出を防ぐため、金属アレルギーになりにくいです
  • 軽く丈夫で、汚れにくい特性があります
  • 適度に熱を伝えるため、食べ物や飲み物の温かさ・冷たさが感じられます

Demerit

  • 自費診療になるため、保険診療に比べ費用がかかります
  • 強度が高いぶん加工が難しい素材のため、咬み合わせの調整に時間がかかる場合があります
  • 部分義歯の場合、金具が目立つことがあります

インプラントオーバーデンチャー

インプラントオーバーデンチャーとは、残存歯やインプラントを入れ歯で覆い被せる治療方法です。 単にオーバーデンチャーとも呼ばれます。
イメージとしては総入れ歯そのものですが、入れ歯は口腔内の粘膜で咬む力を支えているのに対し、インプラントオーバーデンチャーは残存歯やインプラントを支えにします。

Merit

  • ずれにくいため、力強く咬むことができます
  • あごの骨が少ない症例にも適応する入れ歯です
  • 一般的な入れ歯のようなガタつきが少なく、違和感を抑えられます

Demerit

  • 自費診療になるため、保険診療に比べ費用がかかります
  • 外科処置が必要になります
  • 適応する症例が限られます
  • 残存歯に入れ歯を被せる場合は、むし歯のリスクが高まることがあります

入れ歯の症例紹介

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入れ歯の治療費用について

詳しくは当院の料金表ページをご確認ください。

入れ歯の調整とメインテナンス

入れ歯の調子が悪いと感じたら、自分で調整しようとせずに歯科医院へお越しください。入れ歯が歯ぐきとどのように接しているか、負担がかかりすぎている箇所はないかを確認いたします。入れ歯は、歯科医師による定期的な調整を重ねることでより長く使い続けることができます。