痛みの少ない治療

痛みを少なくするための治療機材

• 表面麻酔「ペンレス（Penles）」

  麻酔は治療の痛みを軽減するためのものですが、患者様の中には、麻酔注射の針を刺す瞬間の「チクッ」とする感覚自体が苦手な方も多くいらっしゃいます。そこで、注射をおこなう前段階として貼るタイプの表面麻酔であるペンレスを施すことにより、麻酔注射を打つときの痛みまで緩和するよう工夫しています。

• 無針注射器「シリジェット」

  シリジェットは、皮膚表面の感覚をなくす針のない麻酔（表面麻酔）です。
  麻酔注射時の痛みの原因は、針を皮膚に刺すときの刺激です。無針注射器は痛みを感じにくい状態で麻酔をおこなえます。

• 電動注射器

  電動注射器を使うことで、無段変速の安定した低速度で麻酔液を少量ずつ注入できます。
  手圧では扱うことが困難な極細の注射針を使用できるほか、押圧の変動や手振れの心配もないため、刺入時・注入時の痛みを軽減できます。

痛みを少なくするための工夫

Point.01人肌ほどに温める

表面麻酔によって針を刺すときの感覚をなくしても、体に冷たい液体が入ってくる感覚を刺激と感じる患者様もいらっしゃいます。そこで、麻酔液を体温と同じくらいの温度に温め、違和感を覚えにくい状態にしてから体に注入しています。

Point.02極細の麻酔針を使用

蚊に刺されたときには痛みを感じないように、注射針は細いものほど痛みが少なくなります。そこで当院では、現在発売されている中でもっとも極細の針である33Gを使い、ソフトに注射することで痛みを抑えています。