院長・スタッフ紹介

歯科の世界へ進むきっかけ

父の母校でもある日本大学歯学部に無事合格し、アメリカンフットボール部に入部しました。小・中学と個人競技、全寮制の高校では「規律と調和」を重んじた生活を、ラグビーにおいては団体競技を経験した私は、学生最後の競技としてアメフトを選びました。
アメフトは初めて観る方には難しい、奥の深いスポーツです。一つ一つのプレーが事細かに決まっており、対戦する相手との個人競技、組織全体での団体競技とで構成されています。全員が各々何をしているか把握し、予測しなければ競技は成立しないわけです。まさにそれまで積み重ねてきた競技の集大成。一人一人の個性・能力を認め合いながら、全体と融合し一つの大きい組織を作り上げていくということを学びました。
副将まで務め、ここで出会った人々は、現在も私の宝であり、時には知恵袋となってくれています。後に社会人プライベートチームにも参加しました。もちろん勉学も両立し、国家試験も現役で合格しました。

過去の経験を活かしてさらに学びを

兄が先に歯科医師になっていたため、自分は、何か特別な科目が出来ないかと考えるようになり、自分自身の歯並びから、矯正歯科に興味を持っていたので、卒後は矯正歯科学を専攻しました。当時、日大の矯正科同門会長であった中久木先生のクリニックに何度かお願いに上がり、勉強目的のため無給という条件で就職し、早朝から深夜までワイヤーを曲げる日々を送りました。この期間学んだ全ての事が現在の私の矯正の基礎となっています。 その後、中久木先生が矯正歯科界の本流、エッジワイズ法の日本会長という縁もあり、本家アメリカのコースにも参加しました。ここでは、矯正歯科のベースを学ぶために全世界から様々な人種・民族の方々が集まっていました。講義・実習は全て英語、朝 7:30 から 19:00 までと、内容はかなり濃いものでした。
私は、過去留学していたおかげで全くコミュニケーションに困ることなくコースを修了することができ、ここで改めて両親に感謝しました。帰国後まもなく中野坂上に独立開業致しました。

進化し続ける歯科医療へのあくなき挑戦

開業直後より矯正を専門としながら、一般歯科も行っておりましたが、そのうちに矯正だけでなく、歯科全般に於いて高いレベルに到達・維持したい、スペシャリストになりたいと考えるようになりました。そこで祝・祭日など利用して、様々な勉強会に参加するようになり、その生活は現在も続いております。
今後も、多種・多様な治療法を身に着けハイクオリティーな治療を患者様に還元させていただこうと思っております。そして、日々進化し続ける歯科医療界に遅れをとらないよう、精進してまいります。